心と体の癒し 〜東洋医学の鍼灸療法で体を、心理カウンセリングで心を癒す〜

鍼灸&心理カウンセリングプラナ松戸治療室。 TEL&FAX 047-389-2047 診療時間 9時〜21時(受付9時〜19時)完全予約制
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当治療室が採用している鍼灸療法を紹介している本です。
◇鍼灸療法【積聚(しゃくじゅ)治療】について
当治療室によく寄せられる質問に答える形で、鍼灸治療についてご説明致します。
質問1.東洋医学の特徴は何ですか?
>東洋医学の特徴は、
1.「気」を対象に治療をする。
2.自然治癒力を高めて病気を治す。
3.不具合のある部位だけでなく、常に全身の状態を良くする治療を行う。
といったところです。
「気」は、内臓を含めた全身を巡っていると東洋医学ではいいます。
過労やストレス、外傷などで体の芯に冷えが生まれると、
この流れに異常が生まれ、自然治癒力が働かなくなります。
その結果、病気になると考えるのです。
ですから鍼で「気」を調整するということは、体の芯が温まり、
自然治癒力が働くようになり、全体が良くなるということなんです。
例えば腰痛を治しにいらして、いつの間にか胃腸の調子が良くなっていた、
血圧が正常に戻った、 肝臓の数値が正常になっていた、
肩こりがなくなった、などということがよくあります。
質問2.積聚治療って何ですか?
>日本の伝統鍼灸の一つです。
私たちが体調を崩しているとき、
お腹を軽く触ると、コリや痛み、あるいは動気などが出ています。
これは体のどこかに気の異常があるというサインです。
積聚治療ではこのサインを「積(しゃく)」と呼びます。
背中のツボを使って、この積を取ってあげると、
不思議なことに、内臓を含む全身の気の流れがよくなります。
体が温かく柔らかになり、体調が良くなります。
このお腹で診断し、背中のツボで治療を行うのが
積聚治療の特徴です。
ツボの刺激には、銀製の鍼1本のみを使用し、
全身の変化を伺いながら、丁寧に1穴1穴を治療します。
【治療手順】
1.仰向けで脈拍数を調べます。
2.足裏、膝、お腹、腕などのコリ・圧痛を調べます。
3.お腹に軽く鍼を接触させます。(接触鍼法)
4.両手首の脈を診ます。(脈診)
5.軽く手首に鍼を接触させます。(脈の調整)
6.足裏、膝、お腹、腕などのコリ・圧痛の変化を調べます。
7.お腹のコリや圧痛を調べます。(腹診)
8.うつ伏せで、首、肩、背中、腰、下肢等のコリや圧痛を調べます。
9.背中のツボに鍼を接触させます。(背部兪穴治療)
10.首、肩、背中、腰、下肢等のコリや圧痛の変化を調べます。
11.仰向けに戻り、お腹のコリや圧痛の変化を調べます。
12.座位になり、肩に鍼を接触させて終了です。
もっと詳しく知りたい方 ⇒ 「積聚治療の理論」
質問3.鍼は痛くないですか?
>基本的に、鍼先を皮膚に接触させて気の流れをよくする
「接触鍼法」が基本手技になりますので、痛みはありません。
むしろ何をされているか分からないと思います。
ただし、病気が古く、筋肉が極度に硬化している場合などには、
時として鍼を刺入する場合もあります。
そのときも、ほとんど感じない場合が多いです。
質問4.鍼で感染しませんか?
>現在多くの鍼灸院では、
使い捨て(ディスポーザブル)の鍼を使用しています。
当治療室で使用する鍼も、全て使い捨てです。
ですから感染の心配には及びません。
質問5.どのような病気に効果がありますか?
>気の流れを良くして、自然治癒力を高めるのが鍼灸の目的です。
鍼が病気を治すのではなく、
元々体に備わっている自然治癒力が病気を治すのです。
自然に傷口が塞がるのも、カゼが治るのも、腹痛が治るのも、
体にもともと備わっている自然治癒力のお蔭です。
病気がなかなか治らないのは、
自然治癒力が働きづらい状態になっているということです。
鍼は体を、自然治癒力が働きやすい状態に整えるだけです。
ですから病気の種類は問いません。
どのような場合にでも有益です。
鍼灸の適応疾患リスト −世界保健機構(WHO)草案、1996年−
(1)運動器系疾患:テニス肘、頚痛、五十肩、慢性関節リウマチ、捻挫と打撲、膝痛など
(2)消化器・呼吸器系疾患:下痢・便秘、潰瘍性腸症候群、急性扁桃炎、咽頭炎、喉頭炎、慢性副鼻腔炎、気管支喘息など
(3)疼痛疾患:頭痛、坐骨神経痛、扁桃腺の痛み、抜歯後の痛み、ヘルペス後神経痛、顔面神経痛など
(4)循環器系疾患:狭心症、高血圧、低血圧、不整脈など
(5)泌尿・産婦人科系疾患:月経困難症、分娩誘導、月経異常、女性不妊、男性不妊、インポテンス、遺尿症、尿失禁など
(6)その他の疾患:近視、肥満、メニエール症候群、片麻痺、うつ病、薬物中毒、アルコール中毒など
質問6.どれくらいの期間で治りますか?
>患者様の体の状態や生活上のストレスの度合いによります。
一般的に、発症から時間が経てばたつほど、また病気の程度が重ければ重いほど、
治療に要する期間は長くなります。
例えば、ギックリ腰で程度の軽い状態であれば数回で完治しますが、
腰部ヘルニアなどがあり、その程度が重ければかなりの期間が必要になります。
内臓疾患や精神疾患も、治療期間が長くかかる傾向にあります。
質問7.治療間隔はどれくらいですか?
>急性の疾患の場合、
例えばギックリ腰や寝違いでしたら、連続して数日治療を行ないます。
その他の疾患の場合、
例えばうつ病で眠れない、頭痛がある、息苦しいなどには、
週2回から始めて、症状の軽快と共に週1回に減らしていきます。
不妊治療の場合では、最低でも週1回の治療が必要です。
健康管理で鍼治療を利用されている方の場合、
多くは週1回か隔週で来院されています。
質問8.治療後の注意点はありますか?
>東洋医学の治療では、初診後、好転反応が現われる場合があります。
状態が良くない場合ほど、現われやすいものです。
それにはほぼ3つのパターンがあります。
1.弛緩反応:だるさ、眠気、痛みがでるなど。
2.排泄反応:発汗、涙、宿便、月経、ゲップなど。
3.発熱反応:発熱など。
自然治癒力が活発に働き始めると、このような症状が出ることがあります。
一般的に数日で収まり、その後は体が楽になります。
多くの方は、だるさや眠気が出る程度です。
質問10.日常生活での注意点はありますか?
>病気は多くの場合、私たちの生活から生まれます。
日頃から1時間でも早く就寝する、冷たい飲食を控える、散歩など適度な運動を行う
などを心がけると良いでしょう。